1月25日、WRC(世界ラリー選手権)の開幕戦の競技最終日がモナコを中心に行われ、ヒョンデのマシンが最終コーナーで見せた、四輪ドリフトしながら大迫力のフィニッシュシーンが注目を集めている。
世界のラリーの頂点を決めるWRCが今季もモンテカルロで開幕。ベースとなるのはモナコと南フランスで、山岳コースに市街地なども交えたターマック(舗装路)ラリーだ。ただ今年は競技初日から雪や雨に見舞われ、路面コンディションがこのコースの難さを強調していた。
そんななか競技最終日デイ4に情熱のこもった走りを見せたのが、セカンドカテゴリーであるWRC2にヒョンデのマシンで参戦したアーサー・ペラモルグだ。彼は25歳のフランス人で、2025年はWRC3クラスで出場してモンテカルロウィナーに輝いており、今回はステップアップを果たした形である。
モンテカルロの最終SS17のゴール付近は、住宅街のなかの一般公道を下っていくエリアとなっている。一歩間違えればコースオフ、すぐ先は民家というシチュエーションだが、ペラモルグはこの最終エリアに入るなり、路面の雪がはけたことも相まって、挙動を乱しつつも各コーナーをダイナミックに攻めていく。
そして、まるで心臓に毛が生えているかのような大胆さで最終コーナーへ突っ込んでいったが、フィニッシュ地点側からの映像では、四輪とも滑らせてそのままコースアウトし、クラッシュしてしまいそうにも見えた。
実況も思わず「曲がり切った!」
