TEAM NICHIKAのメンバーとして出場したジャン・ティ・タン・トゥイーがサーブの位置に着くと、突然その後ろで列になる選手たちの姿。エンターテイナーとしても人気の岩澤実育を筆頭としたその集団は5人から始まり7人まで増えると、横に揺れるダンスでエールを送った。これには実況も「何だ何だ!」といった様子で困惑しつつ、ファンと一緒になって楽しんでいるようだった。
さらに、このダンスに呼応するように、場内も「TT」のコール。ジャンの名前は「TRAN THI THANH THUY」であり、コートネームが「TT」ということで、チームメートたちは“TTダンス”で応援していたようだが、ジャンにとっては、気が散って仕方がないだろう。それでもペースを乱すことなくサーブを繰り出し、見事チームのポイントに繋げてみせた。続くサーブでも同じく7人が“TTダンス”を見せ、8320人が詰めかけたアリーナは「TTコール」に包まれていた。
ジャンは今季から群馬グリーンウイングスに入団すると、速さと高さを活かしたプレーに加えて、サーブレシーブでも強さを見せる万能ぶりで、チームの快進撃を支えている。このオールスターゲームでも随所にアタックを決めるなど存在感を示し、TEAM NICHIKAの3―0でのストレート勝ちに大きく貢献した。
すると、試合後にはスター選手揃いの中でMVPを獲得。壇上で「こんな素晴らしい選手とプレーできて、経験を与えてくれたことに感謝しています」と述べ、会場中からはジャンに対して惜しみない拍手が送られていた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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