タイトル戦で初勝利を飾った増田八段は、「この指し方はやってみたかった。力戦調でどういう展開になるか予想しづらかったが、それなりに使える作戦だと思っていた。力戦志向の将棋にして、中終盤はかなり難しい局面が続きわからなかった。直感で押す形になって最後は焦る展開になったが、終盤に時間があったので逃げ切れたのかなと思う」と一局を総括。一方、敗れた藤井棋王は「力戦を志向されて一手一手が難しいかなと思っていた。本譜は手の組み合わせが悪く序盤失敗してしまったと思った。消極的な展開にしてしまい、課題が残る」と振り返っていた。
この結果、藤井棋王の成績は0勝1敗に。4連覇を狙うシリーズは、苦しい立ち上がりとなった。藤井棋王は、現在並行して「ALSOK杯第75期王将戦七番勝負」にも臨んでいる。こちらも挑戦者・永瀬拓矢九段(33)を相手に1勝2敗と黒星が先行。藤井棋王がこの厳しい状況をどのように攻略していくのか。まだまだ続く厳冬期の戦いから目が離せない。
注目の棋王戦第2局は、2月21日に石川県金沢市の「北國新聞会館」で指される。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





