「小川氏はハイリスク・ハイリターン。階氏はローリスク・ローリターン」

中道の当選議員
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 2人の“違い”については 「階氏の方が“政策通”ということでの評判はあるが、今回は中道の公約が元になるので2人が掲げる政策にそれほど大きな違いはない。とはいえ、党内では『小川氏は知名度・発信力に強みがあり、階氏には安定感ある』『小川氏はハイリスク・ハイリターン。階氏はローリスク・ローリターン』などの声も聞かれる」という。

 勝敗については「過半数以上を占める旧公明党(28人)は自主投票であり、旧立憲側(21人)もグループ単位が成立する状況ではなく個人の投票次第になるという見立てで、両営からは『ガチンコ』になるという声も聞こえる。13日の演説次第ではないか」と分析した。

 代表選以前の話だが「中道が分裂するのでは?」という声も聞かれる。

 この点について杉本記者は「たしかに、“中”から『今後も党が存続できるのか』と言う声も多数ある。立憲側の落選者から『比例名簿で公明が優遇された』という不満があったり、『新党を作ったこと自体が間違いだった』という反感が根強いことも事実だ。とはいえ、できたばかりの中道が“割れる”とそれこそ『選挙目当てだったのでは』と指摘される懸念があり、それはどうしても避けたい。なおかつ、旧公明・旧立憲合わせて(衆議院において)野党第一党キープしている状況だ。そのため『今は一枚岩の体制を作ることが重要だ』と共通認識が出来上がりつつあるのではないか」と分析した。

 さらに「中道の今後の課題」については「まずは今回の惨敗の後で再建できるかという点だ。加えて18日には国会が始まり、巨大与党になった高市政権と対峙し、野党第一党としての存在感を示す必要がある。さらに、参院側は今回の選挙の結果を受けて、新党への合流に否定的な声が大多数だ。地方議員をどうするかも決まっていない。やはり旧立憲・旧公明で割れているような状況ではなく、まずは垣根を壊して挙党体制を築けるかが新しく代表になった方の急務だろう」と分析した。

(ニュース企画/ABEMA

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