将棋の第11期叡王戦本戦トーナメント2回戦が2月14日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われ、永瀬拓矢九段(33)と山本博志五段(29)が現在対局中だ。ベスト4進出をかけた注目の一戦は、山本五段の先手で三間飛車の出だしとなった。
伊藤匠叡王(王座、23)への挑戦権を争う本戦トーナメントが進行中。ベスト4には、叡王経験者の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)、佐藤天彦九段(38)、前期挑戦者の斎藤慎太郎八段(32)がすでに進出を決めている。
4強入り最後の一枠を争う永瀬九段は、2018年度の第4期に叡王位を獲得した。タイトル奪還に燃える今期は、現在挑戦中の王将戦七番勝負と並行するハードスケジュールの中でも安定した力を発揮。本戦1回戦で村山慈明八段(41)に勝利し2回戦進出を決めた。
一方、山本五段は段位別予選で20人が参加した五段戦を突破。第8期以来2度目の本戦トーナメントでは、1回戦でタイトル経験者の中村太地八段(37)を破り初のベスト8進出となった。
両者の公式戦対戦は過去1局で、山本五段が勝利している。2023年12月に行われた第65期王位戦予選以来の対戦で、本局は山本五段得意の三間飛車が志向された。
本局の勝者は、決勝進出をかけて藤井竜王・名人と対戦する。4強最後の一枠に入るのはどちらか。持ち時間は各3時間。
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