■ 株高と円安
日経平均株価が史上初めて5万8000円を超える大幅な上昇を見せたが、慶応義塾大学大学院の教授、元大蔵官僚の小幡績氏は「高市氏の勝利期待で株が上がったことは間違いない。株式市場だけ見れば高市氏でいいのかなという感じはする。ただ、為替については、世界的に見れば円は最弱だ」と語る。
元経済企画庁官僚、金子洋一氏は「高市氏は積極財政をやると言っている。企業の来年の利益見通しが良くなると市場が判断した結果であり、株価が上がるのは当然だ」。
円安については、「国内の稼働率が上がるため、インフレにならない限りは好ましい」と主張したが、小幡氏は「小泉政権時も円安で景気回復と言われたが、エネルギーや食料価格が高騰し、国民は実質的に貧しくなっていた。円安は外から買うものが高くつくため、基本的には欲しいものが買えなくなる」と反論。
金子氏は「1パーセントの円安で物価が上がるのはわずか0.02パーセントというモデルもある」といい、為替の影響は限定的だとした。
■ 「責任ある積極財政は『気合いだ、気合いだ』と言ってるようなもん」
