■「高市フィーバー」の裏に政治家の“自力” 

谷原つかさ准教授
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 「高市フィーバー」とも呼べる現象が起きたことについて、政治とSNSの関連性に詳しい立命館大学の谷原つかさ准教授は、「やはりもう高市さんの自力が強すぎる」と分析する。

 谷原氏は、過去の参院選時のデータ分析を引き合いに、「内容や政策について語っていることや、感情性が高いことも多少は再生数を説明するが、それ以上に投じられた本人の自力が大きい」と指摘した。

 ここでいう「自力」については、「オフラインでの活動や、テレビ、既存メディアで集めたアテンションを、自身のチャンネルやネット空間に誘導していく動き」と補足した。

 政治家とインフルエンサーの違いは、「政治家や政党は動画の良し悪しで評価が割れるような次元の存在ではない」といい、「オンラインで完結せず、オフラインでの人気がオンラインの支持を支える相互作用がある」との見解を示した。

■切り抜き動画の“不健全さ”と“数字のマジック” 
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