■中野氏「本人の気持ちとお金がないと大変」
中野氏は、楽しんで英語を学んでいるさなさんの姿勢を称賛。その上で「本人が好きだったり、楽しいものならいいけど、親の方が躍起になって『ここ目指して』となってしまうと、子供がかえって英語が嫌いになってしまったり、メンタルにも良くないと思う」と見解を述べた。
自身も子供を海外で育てた経験を持つ中野氏は、帰国後の英語力維持の難しさを痛感しているという。
「上の子は5歳の時にシンガポールに行って5年いたので、10歳くらいである程度読み書きを英語でできる状態になってから帰ってきた。上の子は英・国・算の中学受験で、帰国子女とかが多い学校に行きたいというので、そういうところに行って、同じくらいの英語レベルの子たちと学べたので、英語に関してはそこそこうまくいっている」
「(海外に)行く年齢も重要だと思う。バイリンガルに育てるには7歳から9歳くらいがいいと言われているけれど、そんな選べないし、兄弟がいるとどちらかが良くても片方は…となる。下の子は1歳で行ってるので、幼稚園の段階でコミュニケーションとして英語を身につけるのはすごく早かったけど、忘れるのも早い。帰国してからは、英会話教室に通っている子と比べるとゼロに近い感じになっている」
しかし、耳は鍛えられているようで「ハリーポッターが好きな時期があって、映画を英語で聞いてみたりとか、呪文の発音がすごく良かったりとか。あと、好きな音楽の中で英語のフレーズが出てくると、『これどういう意味?』と興味を持って歌っているので、そういうところでまた戻ってくるといいなと思いつつ」。
「ネイティブで暮らしていた状況から、日本でそれを維持するのって本当に大変。さなさんの教育費の1200万円は一体どこにどうかけたんだろう?と。本人の(学びたい)気持ちがないと難しいし、お金があるご家庭じゃないとなかなか大変だと思う」
(『わたしとニュース』より)
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