◆なぜ、すぐに離婚を選ばないのか
これほどの裏切りを受けながらも、かおりさんは即座に離婚や慰謝料請求という手段を取らなかった。「大人だけの話ではなくて(相手の)子に関してもすぐに答えを出すことができなかった。その話し合いを続けながら、お互いのバランスを見て解決していくことを私が望んだ」。
彼女の視点は、単なる被害者としての感情に留まらない。「親も一人の人間で、未熟だった。子育てをしながら子どもに学ぶ場でもある。大きく見たとき、主人の行動やこれからの私の行動を子どもに『こういう生き方もある』と見せるのも、一つの学びであってほしい」と、複雑な家族の形を一つの教育的な経験として捉えようとする姿勢を見せた。
しかし、決して許したわけではない。相手女性の言動が理解の範囲を超え、怒りが増幅することもあるという。「最終的には慰謝料請求も考える。今はまだ考えて話し合っている状態」と、現在も揺れ動く胸中を吐露した。
夫には、かおりさんとの間に3人、相手女性との間に2人、計5人の子どもがいることになる。相手の子どもへの金銭的援助について問われると、かおりさんは「養育費も必要な場面も出てくる」と冷静に答えた。「家庭の外の隠し子だからといって悪いとはあまり思っていない。お子さんは悪くないので、ちゃんと話してほしい」と、罪のない子どもたちへの配慮を滲ませた。
この姿勢に対し、EXIT・兼近大樹氏は「かおりさんが、今の旦那さんのことが好きで、離れたくないなら、別にその形のまま生きてもいい」と、世間の批判に惑わされず、かおりさん自身の選択を尊重すべきだと語った。また、ウスビ・サコ氏は「(海外には)第一夫人が認めれば第二夫人を受け入れ、子どもたちを平等に教育する社会もある。きちんと責任を取る(ことが大事)」と、制度や文化の違いからくる責任の取り方に言及した。
(『ABEMA Prime』より)

