このワンフェイクでDFとGKのタイミングがズレた
【映像】「極上ワンフェイク」から先制点(実際の様子)
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【AFC女子アジアカップ】日本 2-0 チャイニーズ・タイペイ(日本時間3月4日/パース・レクタンギュラー・スタジアム)

【映像】「極上ワンフェイク」から先制点(実際の様子)

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のMF谷川萌々子が、極上のテクニックでチャイニーズ・タイペイ女子代表の堅守をこじ開けた。トラップからシュートに至るまでの圧倒的な「落ち着き」が話題となっている。

 オーストラリアで開催されているAFC女子アジアカップで、2大会ぶり3度目の優勝と2027年ワールドカップ出場権の確保(上位6チーム)を目指すなでしこジャパンは日本時間3月4日、グループステージの初戦でチャイニーズ・タイペイと対戦。谷川とFW清家貴子のゴールで2-0の白星スタートを切った。

 20歳の新星・谷川は左インサイドハーフとして先発し、初めてスタメンでの共演となったMF長谷川唯と良い関係性を見せ、積極的にゴール前に顔を出す。しかし、ほぼ全員が自に引きこもり、最終ラインが7枚になるシーンもある相手の“ドン引き守備”に苦しみ、ゴールを奪えない展開が続いた。

 この拮抗を61分に破ったのが、谷川だ。敵陣中央まで押し込んでいたDF高橋はなが、前線に向かって浮き球のパスを蹴り込むと、谷川がオフサイドラインのギリギリで抜け出して背後のスペースに走り込む。マークについていたDFチャン・チーランの前に身体を入れて胸でトラップすると、そのまま落ち着いて左に軽くボディフェイクを入れる。この“ワンフェイク”によって目の前のチャン・チーランと、その後方に構えていたGKワン・ユーティンの重心をわずかにズラすと、最後は右足でズドンとシュートを叩き込んだ。

【映像】長谷川唯の「魔法のリフティング」
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