しかし、立ち塞がったのは親番のTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)だ。序盤から猛烈な仕掛けを見せ、2巡目に役牌の發をポン。6巡目に6筒をチー、さらに瑞原明奈(最高位戦)から打ち出された中もポンして圧をかける。8巡目には混一色・發・中・ドラ2という、親跳満確定のテンパイをカン8筒待ちで入れた。

 この猛火に対し、三浦も歯を食いしばって追いかける。タンヤオ・七対子の2筒単騎でテンパイを果たすと、意を決してリーチを敢行。真っ向勝負を挑んだ。一方、瀬戸熊は12巡目に9筒を引き寄せると、7筒切りを選択して北と9筒のシャンポン待ちへ変化。山に残り1枚だった待ち牌を一気に3枚へと増幅させた。

 迎えた14巡目、三浦が指先に触れたのは、無情にもその9筒だった。放銃を悟ったかのように、ツモった牌を見つめる三浦。数秒の間を置き、ゆっくりと河にその牌を置くと、瀬戸熊から鋭い「ロン」の声が響いた。親跳満、1万8000点の放銃。三浦は力なく箱下へと転落した。

 この一連のシーンに、解説の藤崎智(連盟)は「ツモってから切るまで間があったじゃないですか。9筒だけは絶対持ってくるなと思っていたはずなんです」と、三浦の心中を察した。ABEMAのコメント欄も「ぐわー」「だと思ったよ…」「ぎゃあああああ」「かわいそうだ。」「悟ってたな」といった悲鳴に近い言葉で埋め尽くされた。リーチをかけたがゆえに逃げられない、麻雀の厳しさを象徴する一局となった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
 

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