将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、23)が、かつてない試練の時を迎えている。現在開催中の「囲碁将棋チャンネル 第75期ALSOK杯王将戦七番勝負」では永瀬拓矢九段(33)に1勝3敗、第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負では増田康宏八段(28)に1勝2敗と、タイトル防衛に向けて後がない“ダブルカド番”の危機に立たされているのだ。
絶対王者ゆえに、わずかに黒星が重なっただけで周囲からは「不調説」すら囁かれる事態に。しかし、藤井王将は2025年度も朝日杯将棋オープン戦やNHK杯テレビ将棋トーナメントで優勝を飾り、通算勝率も0.740と依然としてハイレベルな成績をキープしている。
王将戦第5局のABEMA中継で解説を務めた高見泰地七段(32)は、この状況に言及。「最近不調なんじゃないかという声が出ている。終盤の逆転負けなどを見ると『藤井さんでもこういうことがあるんだな』と思った」と語りつつも、同僚棋士としてその底力への信頼を口にした。
「プロ入り10年を迎える年に2つのタイトル戦で試練を迎えている」




