<大相撲三月場所>◇三日目◇10日◇大阪・エディオンアリーナ
大相撲三月場所三日目は3場所ぶり6回目の幕内優勝を目指す横綱・大の里(二所ノ関)が前頭二枚目・藤ノ川(伊勢ノ海)に金星を配給。3連敗を喫する波乱に館内騒然となった。一方、横綱・豊昇龍(立浪)は前頭筆頭・義ノ富士(伊勢ヶ濱)の攻めをしのいで逆転で無傷の3連勝を飾った。前に落ちた大の里、残った豊昇龍…識者は明暗くっきりの両横綱の差を“精神状態”にあると指摘した。
結び前の一番、先に登場したのは大の里。藤ノ川とはこれが初顔合わせ。身長192センチ・体重184キロの大の里に対し藤ノ川は身長177センチ・体重121キロ。体格では大の里が大きくリードしていたが…立ち合い正面から当たった藤ノ川は右から強烈なのど輪と左のおっつけで攻めていき、仰け反った大の里は対応できず。一転、藤ノ川が引くと大の里はそのまま前のめりに突っ込んでうつ伏せになった。大の里は初日から3連敗となる黒星。一方、引き落としで勝った藤ノ川は1勝目を挙げ、初の金星となった。
自己ワーストタイの3連敗となった大の里。取組を受け、ABEMA解説の元小結・旭道山は「身体が硬かったか。動きが鈍かった。(大の里は)足がグラついて上半身が仰け反っている。身体はガチガチです」と“異変”を指摘。その要因を「精神的に苦しかったんですかね。もうグラグラです、足が。横綱の重圧、重み、ここで見えましたね」と述べ、3場所続けて優勝を逃すことができない横綱のプレッシャーについて指摘した。
両横綱の気になる精神状態の差2026年3月場所 4日目
更新日時:2026/03/10 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

