「中受離職」は危険?教育費2000万円の壁と復職の難易度に識者が見解「現実的に収入が途絶えてしまうと…」「仕事量の調整や職位を落とすなど相談を」

わたしとニュース
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■「5年程度のブランクは…」立ちはだかる復職の難易度

 中受離職を巡っては、キャリアへの影響もある。増山氏によると、親が会社員で働き続けるには、子どもの年齢的に時短勤務が使えない時期であることが多いことが課題になってくるという。

 そして復職については、1〜2年であれば十分可能だが、5年程度のブランクになると経験を割り引いて見られ、また、年齢も復職の難易度に影響するという。

 近い年齢のきょうだいがいてともに受験のサポートが必要だった場合、離職期間が数年に及ぶこともあり、復職の難度が上がる可能性がある。

 こうした状況に中室氏は、日本の企業のあり方について次のように提言した。

「日本の企業はもっと働き方を柔軟にした方がいいと思う。私がアメリカで働いていた時に、日本とあまりにも働き方が違うと思って驚いた。日本だと新卒でみんな一斉に同じ時に入って、順番に同じように昇格していく。その昇格のタイミングを自分で選ぶことはできないが、海外の企業はキャリアプランを自分で選べるところがかなり多い。課長、部長になるタイミングを自分で選べる。課長になった後、自分の意思でステップダウンすることも可能。自分で選択できるキャリアのあり方が日本でももう少し広がっていくといいなと思う」

(『わたしとニュース』より)

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