<大相撲三月場所>◇五日目◇12日◇大阪・エディオンアリーナ
体重わずか74キロ、16歳の若手力士が、55.6キロもの体重差がある巨漢力士を鮮やかな技術で翻弄。「小さいけど相当強い」「センス勝ち」とファンが騒然となる逆転劇を見せた。
序二段六十七枚目・山野邊(出羽海)が、序二段六十九枚目・魁蒼(浅香山)を送り出しで下して2勝目を挙げた一番。山野邊は身長170.5センチ、体重74.0キロ。対する魁蒼は177.2センチ、129.6キロ。土俵に並ぶと、山野邊の細身の体躯が際立つ圧倒的な体格差があった。
立ち合い、魁蒼が低く鋭い出足で当たると、山野邊はまともに受けてしまい後退。さらに踏み込んできた魁蒼だったが、山野邊は慌てなかった。
魁蒼の突進に対して右からの強烈な「いなし」を一閃。魁蒼の突進の勢いを利用して体勢を崩させると、一瞬にして相手の背後に回り込み、そのまま送り出した。
鮮やかな逆転劇に、静まり返っていた館内からは「おぉ」という驚きのどよめきが。敗れた魁蒼は、白星を逸した悔しさからか、天を仰ぎ、無念の表情を浮かべていた。
山野邊は、幕内優勝10回を数えた昭和の名横綱、第31代・常ノ花の玄孫(やしゃご)にあたる。名門の血を引く“サラブレッド”が見せた卓越した技術に、ABEMAの視聴者からは「細っ!」「小さいけど相当強い」「崩したね」「相変わらず技術ある」「センス勝ち」と、その驚異のポテンシャルを絶賛するコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 6日目
更新日時:2026/03/12 19:09
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

