あえて自分の手で直接教えないのも、「楽しさを教えてあげられない。最初から厳しくなっちゃうから」という安藤なりの教育方針だ。かつて自身の師でもあった佐藤久美子コーチに娘を預け、リンクサイドから一人の保護者として、あるいは一人のプロとして、鋭い視線を送っている。
そんな厳しい環境に身を置くヒマワリちゃんだが、スケートを始めた理由は「ママと一緒に滑りたいから」。その健気な想いに、安藤も「自分のやってきたことを娘に認めてもらえた気がして、嬉しくて断れなかった」と吐露。母としての不安と、スケーターとしての誇りが交錯する中で、二人は同じ氷の上で新たな絆を刻み始めている。
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