■育休離婚が増加する理由は「出会い方」…結婚後に判明する「モラハラ傾向」
離婚事情に詳しい堀井弁護士は「去年ぐらいから育休期間に離婚の相談に来る方がすごく増えたのを感じていたので、それでこの増え方は尋常じゃないと感じて」と現状を危惧する。
さらに堀井弁護士は、育休離婚が増える理由は出会い方にあると話す。
「大きくは2つあって、出会い方というか、夫婦の知り合った結婚の経緯というのが結婚相談所あるいはマッチングアプリを使っていることがほとんど。素性がわからない人と交際期間短く結婚するというのは、その後にいろいろわかっていく中で離婚するしかないというケースは増えるので、やっぱり離婚が増える要因になってしまうのかなと思う」
相手の素性がわからないとこんな事態も起こり得る。マッチングアプリで出会った男性と結婚したある女性は、結婚して幸せな生活が始まると思ったのもつかの間、いざ一緒に生活を始めるとこんな言葉を投げかけられたという。
「ここにほこりがあると発火して火事になる可能性が高いのに、どう考えてるんですか?」
「君は数学を学んでこなかったんですか?義務教育の敗北ですね」
「ごめんなさい」
「とりあえず謝っとけば許されると思ってませんか?」
(堀井亜生『モラハラ夫と食洗機 弁護士が教える15の事例と戦い方』小学館より)
このように、相手のモラハラ傾向が結婚後に判明することもある。
「相談を受けて、『出会ってから今日までどうしてたの』と言うと、やっぱり『喧嘩ばかりで…』から始まるので。『でもマッチングしちゃったし』とか『紹介されたし』という疑問を抱えながら、年齢とか出産とかいろいろなものに迫られて『もうこれしかないんだ』となると、やっぱり大失敗とおっしゃっているので」(堀井弁護士)
交際期間2年以内で半数が結婚「見極めの難しさ」
