<大相撲三月場所>◇七日目◇14日◇大阪・エディオンアリーナ
まるで重力を感じさせないかのように、高々とまっすぐに上がった足に館内が息を呑んだ。幕内の人気力士を数多く輩出してきた名門部屋の伝統を継承する、驚異の柔軟性を誇る若手力士の芸術的とも言える美しい四股に「すごい上がる」「さすが錣山部屋」「とてもキレイだね」と驚嘆の声が上がった。
序二段九十枚目・鶴ノ海(錣山)が、序二段八十三枚目・御柱(二所ノ関)を上手投げで下し、勝ち越しを決める4勝目を挙げた一番でのこと。
大阪府大阪市生野区出身、22歳の鶴ノ海は身長174.5cm、体重82.9kgのスラリとした体格。幕内の実力者・阿炎と同様に、錣山部屋伝統の“美四股”を体現する力士だ。
制限時間いっぱいとなり、土俵上で披露した四股は、膝が真っ直ぐに伸び、つま先が天を指すほどの高さ。その圧倒的な柔軟性と凛とした所作に、ABEMAファンからは「さすが錣山部屋」「とてもキレイだね」「すごい上がる」と称賛のコメントが殺到した。
迎えた注目の3勝全勝対決。立ち合い、鶴ノ海は相手の突進を冷静に見極めると、電光石火の速さで鋭く左に回り込むと、華麗な身のこなしで上手を掴む。そのまま豪快な上手投げを決めて御柱を瞬時に土俵へ沈めた。鶴ノ海はこれで無傷の4連勝。敗れた御柱は1敗(3勝)を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 7日目
更新日時:2026/03/14 19:17
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

