観光客が多い太宰府周辺で「オーバーツーリズム」を解消するには
そこで生徒たちが考えたのは、自分たちがガイドとして観光客を案内し、天満宮だけではなく、周辺の歴史遺産の魅力を伝えることだった。同時にAR(=拡張現実)を使用したスタンプラリーも開催し、回遊を促すことで「オーバーツーリズム」の解消に繋がると考えたのだ。
普段から英語をツールとして身に付けているという生徒たちは、外国人観光客との会話もお手のものだ。ガイドをした生徒は「日ごろ英語を頑張って学んでいるので、その英語でいろいろな人とコミュニケーションが取れてとても嬉しかった。太宰府天満宮のことを知ってくれたのもすごく良くて楽しかった」と話す。
また、別の生徒は「中国から来られた方々が干支が彫られているのを見て、『知ってる』『すごく似てるね』など、お互い共通な話題もたくさん出てきたりして、とても楽しくコミュニケーションができた」と語る。外国人観光客からは、生徒たちのフレンドリーさと英語力、太宰府についての豊富な知識を称賛している声が届いている。
太宰府市へのプレゼンや、クラウドファンディングの実施など、約10カ月をかけたプロジェクトの集大成として行われたこの観光ガイド。観光客だけでなく生徒たちにとっても、太宰府の魅力を再発見する、格好の機会となったようだ。
生徒は「人に観光をお勧めしたり良いところを説明したりすると、自分も勉強になる。他の人にもっと太宰府のことを知ってもらうきっかけになっていたら、とても嬉しい」と話す。プロジェクトリーダーは「もちろん歴史や文化、重要文化財がある太宰府としての魅力はもちろんだが、行き交う人々、観光客も地域の方も太宰府を通してつながっていくことが大きな魅力だと思っている」と語った。(『ABEMA Morning』より)
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