注目の立ち合い、若元春は一瞬、右に変化しようと試みた。しかし、豊昇龍はこれを完全に見越していたかのような鋭い出足で即座に対応。変化の途中で若元春を捕まえると、瞬時に右を差し込んで相手をロック。そのまま休まず、“電車道”で寄り倒した。
ABEMAで解説を務めた元前頭・大岩戸は、この攻防を「(若元春は)踏み込み、圧力で完全に負けていた。横綱は段々と調子が上がってきている。こういうイメージを植え付けると相手が怖がるので有利になる。じつは横綱が一番チャンスあるかもしれない。優勝に向けては」と分析。横綱昇進後初、自身3度目となる幕内優勝への高い期待を口にした。
十日目を終え、優勝争いは1敗に関脇・霧島(音羽山)と前頭十枚目・豪ノ山(武隈)がトップで並び、それを2敗で横綱・豊昇龍、前頭五枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)が追いかけるという大混戦の様相を呈している。
そんな中、豊昇龍が見せた隙のない取り組み内容に、ABEMAの視聴者からも「朝青龍みたいな勝ち方だよ」「速すぎるだろ」「電車道」「変わろうとしたけど捕まっちゃった」「変化させる間もないほど」といった驚きと称賛のコメントが続出した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 9日目
更新日時:2026/03/16 19:11
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
