突然、力士の動きが止まった 渾身の投げを打った直後に“異変” 力なく敗れ館内無念のため息

大相撲
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 十両十一枚目・寿之富士(伊勢ヶ濱)と十両十二枚目・剣翔(追手風)の一番。立ち合いまわしを狙いにいったのは身長185センチ・体重200キロの剣翔。対する身長195センチ・体重145キロの寿之富士に押されるも、剣翔は左の上手を引き、右腕で相手の肩から首を抱え込むように組み止め、体を捻って左から渾身の投げを打った。だがこれを寿之富士に踏ん張られると、剣翔の動きはどこか観念した様子で“ピタリ”と止まった。その後の剣翔は力無く寿之富士に送り出され初日からの10連敗。寿之富士は勝ち越しに王手をかける7勝目を挙げた。

 現在34歳のベテラン・剣翔は今場所五日目も、十両十四枚目・荒篤山(荒汐)との一番で突然後ずさりして自ら土俵を割っていた。もともと2020年春場所で左膝前十字靱帯を部分断裂しており、2024年の春場所でも前十字靱帯損傷、半月板損傷などで2カ月の治療を要する重傷に。2025年の五月場所は志摩ノ海(木瀬)、先場所は輝(高田川)相手に似たような結末を迎えるなど、満身創痍の土俵が続いている。今場所も左ひざに大きなサポーターを巻いて6場所ぶり勝ち越しを目指したが叶わず、初日から連敗が続く苦しい展開となっている。

 寿之富士に送り出された直後、剣翔は小さく頷くように所定の位置に戻り、息を吐いて一礼していた。満身創痍で本場所に臨む力士の姿に、ABEMAの視聴者も「膝が限界だ」「悲しいなぁ」「痛いんだよね」と悲痛な声を上げる一方、「どこか清々しい顔してるな」「よく頑張ってるよ」「優しい送り出しだったね」と健闘を称えるコメントも相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)

2026年3月場所 9日目

更新日時:2026/03/16 19:11
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
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