<大相撲三月場所>◇十一日目◇18日◇大阪・エディオンアリーナ
「ここまで動ける191キロは見たことない」169センチ・191.5キロという、角界でも屈指の重量を誇る超あんこ型力士が、その巨体からは想像もつかない軽やかな動きを披露。驚異の機動力で白星を挙げると「ここまで動ける191キロは見たことない」「テーピングもないし逸材」など驚きと称賛の声が相次いで寄せられた。
注目を集めたのは、三段目六十八枚目・土佐清水(時津風)と、序二段四枚目・栃春日(春日野)の一番。土佐清水は高知県土佐清水市出身の29歳。169センチという小柄な身長に対し、体重は200キロに迫る191.5キロ。土俵に上がるとその密度の高い体躯が圧倒的な存在感を放つが、特筆すべきは膝や肩などに一切のテーピングが見られない点だ。
取組は立ち合いで土佐清水が低く当たり、得意の右を差して懐に潜り込む。対する栃春日も激しい突き押しで反撃し、一度は土佐清水の巨体が後退しかける場面もあった。しかし、栃春日が呼び込もうとして引いた瞬間、土佐清水が驚異的な反応を見せる。
191キロの重戦車が止まることなく前への推進力に変換。逃がさず一気に体を寄せると、力強い押し出しで勝負を決めた。見事な反応で勝利した土佐清水は、十一日目にしてようやく嬉しい今場所初白星(5敗)。敗れた栃春日は6敗目を喫した。
超巨漢らしからぬスピード感あふれる相撲に、視聴者からは「169センチ、191キロは逸材」「ここまで動ける191キロは見たことない」といった声が続出。また、連敗を止めた劇的な一番に「ようやく初日とか信じられん」「見た目とのギャップがすごい」「この動きができるならもっと勝てるはず」と今後の快進撃を期待するエールも送られていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

