互いに一歩も譲らぬ死闘が続き、ついに両者3勝3敗で迎えることとなった今シリーズ。見事な連勝でフルセットに持ち込んだ藤井王将の勢いが目立つ状況ではあるものの、藤井九段は「お互いの良いところを出し合っての3勝3敗。藤井王将が追い上げているが、最終局はわからない。勝負はそんなに簡単なものではないと思っているので、注目したい」と、永瀬九段の底力も含めて最終決戦のゆくえが全くの予測不能であると強調した。
さらに、すべてが決まる大一番に向けて「フルセットまで行くと、研究勝負ではないのかもしれない。最後はその棋士の本性、本質。ここでポッキリと変な将棋を指してしまうか、良い将棋を指すか、そこが一番大事なところでは」と、盤上の技術を超えた精神力と人間力の勝負になると力説。「追い込まれた時に真の強さが見られる。ここぞという勝負、どんな将棋を指すか期待したい」と、両者がクライマックスで見せる“真の強さ”に熱いエールを送っていた。
王者の防衛5連覇か、それとも挑戦者が悲願の王将奪取を果たすのか。将棋史に残る激闘の決着は、3月25、26日の両日に大阪府高槻市の「関西将棋会館」で行われる最終・第7局でついに決まる。極限のプレッシャーの中で両者が最後にどのような名局を生み出すのか、ファンの期待と興奮は最高潮に達している。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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