【WWE】SMACK DOWN(3月13日・日本時間14日/アリゾナ・フェニックス)
全治3カ月の大怪我から復帰した女子選手の場外“セントーン”をギリギリで避ける鬼畜ぶりに、ファンも思わず「受けてやれよ」「なぜ受けない」と大ブーイング。楽屋でも「傲慢すぎる」と不評の筋肉女子レスラーによる“受けない王者”ぶりが、試合内容とともに論争を巻き起こした。
WWE「SmackDown」で行われたジェイド・カーギル対ミチン戦は、“楽屋襲撃事件”後の負傷明けミチンの再挑戦と、加害者とされる王者の姿勢が争点となった一戦。欠場を余儀なくされたミチンにとって、この試合は事実上の復帰戦であり、リベンジマッチでもあったが、試合中に再び“傲慢王者”が物議を呼ぶムーブでファンの不評を買った。
3カ月前にバックステージでジェイドに襲撃され、欠場を余儀なくされたミチンは、試合前から激しいファイトを予告。ゴングと同時にドロップキックやスライス・ブレッド、イート・ディフィートなどで畳みかけ、王者を追い込む場面も見せた。一方のジェイドは、圧倒的な肉体と王者としての落ち着きを前面に出しつつ、要所で場外にエスケープするなど、攻めさせながらも自らのダメージを巧みにコントロール。“全く防衛戦をしない王者”との揶揄がある一方で、貫禄の試合運びで揺るぎない地位をアピールした。
しかし試合終盤、均衡を破ったのは場外での攻防だった。ジェイドが場外へ転がり落ちてフォールを逃れると、ミチンはそのままエプロンを走り、場外へのダイブで勝負に出る。だがジェイドは自ら受けることを選ばず、半歩下がるだけでこれを回避。ミチンだけが逆さまの体勢でリングサイドの硬い床に叩きつけられ、「ボコッ」と物騒な音が鳴り響くと、ABEMAの解説・堀江ガンツも「凄い鈍い音がしましたよ…」と反応。会場には思わず悲鳴に近いどよめきが広がった。だがジェイドはそこで終わらない。倒れ込むミチンを抱え上げると、そのままバリケードへパワーボムで叩きつけ、冷酷な追撃で完全に流れを奪った。
冷酷な王者にさまざまな反応

