<大相撲三月場所>◇十三日目◇20日◇大阪・エディオンアリーナ
熊本出身力士同士の直接対決で、同郷の解説者が“愛あふれる”熊本弁解説を披露。その内容に「わからんて」「字幕出して」とファンが困惑する“ほっこり”な一幕があった。
新入幕の前頭十三枚目・藤青雲(藤島)と元大関の前頭八枚目・正代(時津風)の一番。藤青雲は熊本県熊本市西区出身、正代は熊本県宇土市出身であり、同郷の“熊本対決”となった。
そんな注目の一番、ABEMAで解説を務めたのは、こちらも同郷、熊本県玉名市出身の元前頭・天鎧鵬だ。取組前、「藤青雲は中学校の後輩で、近所で子供の時から知ってます。頑張ってもらいたいところではあるんですけど、正代も同郷ですから、この取組楽しみです」と語っていた天鎧鵬。
実況の清野茂樹アナウンサーから「取組への期待を熊本弁で言うとしたら?」と振られると、天鎧鵬は「なんさんふたっともですね、けがせんごつですね。がんばってもらいちゃあって気持ちはあっとばってんですね」と流暢な方言を披露。「さすがネイティブ!」と清野アナが拍手すると、天鎧鵬は「大丈夫ですか(笑)? けっこう自分かなりコテコテの。地元がそうなんですよ、熊本弁すごくて」と応じていた。
その後の“熊本対決”では、立ち合い当たって圧力をかけた正代が左を差し一気に前に出ていったが、土俵際で藤青雲がうっちゃるように突き落としを決めて大逆転。藤青雲は9勝目と星を伸ばし、敗れた正代は6敗目を喫した。手に汗握る逆転劇に館内はざわついた。
取組後、VTRを確認しつつ天鎧鵬は「正代に左差されたけんが、タツキ(藤青雲)もやびゃーねーと思ったんですよ。ばってん、一回振っとってから右から突き落とし。このタイミング良かったですね」と“方言解説”を続け、清野アナは「熊本弁で聞くとまた違った印象がありますね」と感心していた。
天鎧鵬のユーモアあふれる“方言解説”に、ファンもほっこり。「わからんて」「字幕出して」「日本語でお願いします」「わかるようでわからんw」「そろそろ標準語で…」とツッコミや困惑気味の声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

