“小学生から通える生理外来”に注目「夏祭りで激痛が来て動けず」「痛いのと吐き気」小6が語る“ガマン→半年の治療で痛みから解放”の体験…7割超の子どもが生理で学校生活等に支障

わたしとニュース
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■「“我慢するしかない”を断ち切りたい」大人からの声かけを

 小学生から通う生理外来があることについて、犬山氏は「知らなかった」と驚きつつ「でもよく考えたら、小学生から初経を迎える子も結構いるから。ガマンしないでほしい」とコメント。

 続けて「私たちの時代は我慢するしかなかった。ガマン以外の方法がなくて、鎮痛薬を飲む、寝るぐらいだった。ガマンするしかないという負の連鎖から断ち切りたい。だから、大人から『ガマンしなくていいんだよ』『痛かったら言ってね』と声をかけていきたい」と語った。 

 小学生が産婦人科を受診するのはハードルが高い面もあるが、小児科に併設された生理外来を実際に受診した保護者からは「いきなりピルではなくて、成長期で背が伸びる途中を考慮して漢方を提案していただきありがたかった」など、行って良かったという声が聞かれた。

 これに犬山氏は「自分でネットで調べると『ピルは副作用があるから』などと出て諦めるケースもあると思う。こうやって受診をすることで、ピルにも種類があるし、ピル以外の方法も教えてもらえる」と話した。

 さらに、犬山氏自身も学生時代は生理痛で大変だったという。「大変だったけど、あの頃は人に自分がどれくらい生理が重いかを話せなかったし、自分がひどいと思っていなかった」。

 そして、出産後にもある変化があったそう。「新幹線で出張していた際に、久しぶりに生理が来て、気が失うくらいの激痛だった。子どもがまだ小さくて、仕事もしなきゃいけないのに生理がこんなにもしんどい。これから続くの?と絶望的な気分になって、Xに『もう無理』『なんちゅうハンデだ』と書いたら、産婦人科医の方や知り合いの方が『子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ)があるよ』と教えてもらって。子宮に装着する柔らかいプラスチックの小さな装置で、装着すると避妊の効果と共に出血の量が格段に減る。途中で検診は必要だけど、1回装着すると5年間そのままで良い。しかも生理が重い人など保険適用になるケースもある。結構みんなミレーナの存在を知らないが、私はびっくりするくらい楽になった」。

 昨今、医療の進歩により女性の健康に関する選択肢は確実に広がっている。犬山氏は最後に「生理に関する情報がもっと広く知れ渡ってほしい。私にとってミレーナという選択は良かったけれど、もちろんリスクもあるから、お医者さんに相談した上で自分に合ったケアを見つけてほしい」と結んだ。

(『わたしとニュース』より)

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