「安らかにお眠りくださいと、哀悼の意を表したいと思います」(同志社国際高校西田喜久夫校長)。またも繰り返された海の事故。楽しいはずの修学旅行が一転、高校2年生の女子生徒と船長が死亡。14人が怪我という大惨事に。
転覆したのは「不屈」と「平和丸」の2隻の小型船。海上保安部によると、16日、2隻は沖縄県名護市の辺野古沖にある長島を抜け大浦湾を北上し、Uターン。その後、サンゴ礁が広がっている付近へと進んだところで大きな波を受けて「不屈」が転覆。その2分後、別の波を受けて「平和丸」も転覆したという。
亡くなった女子生徒が見つかったのは平和丸の船体の下だ。発見時、救命胴衣を着ていたが、船体に引っかかった状態だった。
亡くなった高校生を乗せた平和丸の乗組員は「目の前に溺れかけようとしている生徒たちがいて、引き返して自分たちだけ緊急避難できるのかが問われた。早く気づいて、船内に潜って探してあげられれば。すぐに救出できていれば。後悔の思いでいっぱい」と明かす。
「一番の問題は船長の自覚。安全に対する認識が浅すぎる」
