「人生をかけた相手」福間女流五冠の編入試験第3局、試験官・生垣寛人四段が抱くリスペクトと闘志「成績に関係なくやっぱり勝ちたい」

将棋
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【映像】柔らかい笑顔のギャップも…生垣四段の表情
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 将棋の福間香奈女流五冠(清麗、女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花、33)が悲願のプロ入りを目指して挑む、2度目の「棋士編入試験」。その第3局が3月27日、大阪府高槻市の「関西将棋会館」で行われる。合格に向けた重要な一戦で試験官(対局相手)を務めるのは、昨年10月に四段昇段を果たしたばかりのルーキー・生垣寛人四段(22)だ。

【映像】柔らかい笑顔のギャップも…生垣四段の表情

 歴史的な大一番の盤を挟む若武者は、どのような思いで決戦の日を迎えるのか。事前のインタビューでその胸中を明かした。

 生垣四段は兵庫県神戸市出身。井上慶太九段門下で、2025年10月に四段昇段を果たした。得意戦法は四間飛車をはじめとする振り飛車党だ。「三段の時が長かったので、安心しています。上がれるとは思っていなかったので驚きが一番大きかった」と、過酷な奨励会三段リーグを抜け出した喜びを初々しく振り返る。「負け続けると、職業としての将棋で稼いでいく生き方ができない。やっぱり大変だったのは三段の時だった」と、プロになるまでの重圧も明かした。

目標とする棋士には、同門の兄弟子でもある菅井竜也八段と振り飛車党の第一人者・久保利明九段の名を挙げる。「菅井先生は穴熊で一発で決めるようなところ。久保先生は『軽い捌き』と呼ばれるところを目標にしています。小さい頃から目標にしていた、タイトル戦に出られるような棋士になりたいです」と、振り飛車党のエースたちの背中を真っ直ぐに追いかけている。

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