■簡易な着物はダメ?「着物警察」とは
簡易な袴に大手の参入が少ない背景には「着付けまでがセットのビジネス」という構造に加え、「伝統」も影響しているのではないか。
昔からの伝統や決まりごとがある和装について、白鳥は周囲の話を交えて次のように明かした。
「私くらいの年齢になると、着物を着たいという女性が増えてくる。でもやり始めると、いろいろなお作法というか、この柄はこの季節におかしいとか、そういうのをわからないまま着ると、街に溢れている“着物警察”と呼ばれる方に目をつけられてしまう。『あなたのその着方違うわよ』と。そうなるとハードルが高くて着られないと、40、50代の周りの女性たちとよく喋っている」(白鳥、以下同)
「ただ楽しく着たいと思っていたのに、着物警察にチクっと注意されてやめてしまうという方が結構いる。昔の人は普段着として着ていたんだし、その感覚で着たいなとは思うんですけど」
様々な課題がある中で、TPOに応じて格式高い礼装から簡略化された装いまで柔軟に選択するなど、互いの歩み寄りが必要になりそうだ。
「まずは簡単なところから始めていって、いろいろなことを学んで、ちゃんとした着付けが自分でできるようになる、そのぐらいの入り口でもいいと思う」
(『わたしとニュース』より)
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