このキャラクターを成立させている要素のひとつが衣装だ。車椅子でありながらメイクやスタイリングに一切の妥協はなく、この日も真っ白で胸元の開いたドレス姿で登場。「療養中」の文脈をあえて裏切る見せ方に、「えちい服やな…」という率直な反応も上がった。
この日はティファニーのプロモに割り込み、「私たち、ちょっと出会い方が悪かったけど……」と接近しつつ、最終的に“貸し”を背負わせ自身のユニットへ加入させようとする自己中心的な主張を展開。リングに上がれない状況でも主導権を握ろうとする立ち回りに「車椅子でのプロモの方が多くの試合をするレスラーより上手い」という評価も出はじめている。
女子US王座をジュリアに奪われた後もフェードアウトせず、別軸の選手にも絡み続ける存在感。「ガチ骨折なのによくやってる」といった声が示す通り、リアルの負傷そのものをキャラクターの燃料に変換している点が、このヒールの最大の強みだ。欠場=消えるという常識を外れ、チェルシー・グリーンは、その例外として機能し続けている。
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