■多様な美のあり方「午前0時のプリンセス」が示す可能性
ルッキズムに抗う新しい世代の象徴として、クリエイターユニット・午前0時のプリンセスのメンバーたちも、それぞれ持論を展開した。80キロの「パワフルボディ」を公言するJESSICAは、「そんな醜い体で、よく外に出られるね」といった心ない言葉を投げかけられることもあるという。しかし「美の基準は人それぞれ。あなたが間違っているのではなくて『それも美しいよ』というのを増やしたい」と、ボディポジティブな姿勢を貫く。
momohahaは、ネット上に飛び交うワードに敏感に反応する。「スペ120(身長から体重を引いた数値が120になるスペック)とか、中顔面が短い方がいいとか、そういう言葉をメディアも使う。それを目にする機会がTikTokやYouTubeですごく増えた。私が学生のころは、ルッキズムという概念があまりなかったが、そういう言葉ができてから、当てはまっていない自分がおかしいのかなとか、顔が大きかったらダメなのかな、周りと比べてちょっと肌が浅黒かったらかわいくないのかなと思うこともあった」と語る。
聖秋流氏は中学時代、容姿へのコンプレックスから「卒業するまでマスクが外せなかった」という過去を告白。だからこそ、奥峰さんのように「自分が美人だ」とはっきり言える強さを「嫌味ではなく本当に羨ましい」と率直に語り、当事者間でも抱える感情の多様さが浮き彫りとなった。
また、大内アイミ氏は、周囲の言葉に合わせて自分の外見を変えるという選択に対し、「自分の生まれ持った魅力というのは隠すべきものではない。自分の魅力を隠すのはもったいない」と、個性の尊重を訴えた。
締めくくりにひろゆき氏は、登録者数100万人を超える女性YouTuberの多くがメンタルを病んでいる現状に触れ、問題の根源について「日本の文化とコメント欄に絶対、問題がある。ルッキズムとか人の見た目がどうこうではなく、日本社会に問題がないとそこまでのメンタル病み率にならない」とも述べていた。
(『ABEMA Prime』より)

