記者「大椿さんのXでの言い分と違っている」
その後、また別の話題に移ったが、再度、“あの日の会見”についての質問が飛ぶ。
記者が「選挙実施本部の決定権があり、それに従ったという説明はよくわかりました。とはいえ、福島さんが会見のあり方についてどういう意向かを選挙実施本部に伝えた事実があるかどうかという点を伺いたいです。というのも、大椿さんのXでの『福島党首が、選挙実施本部の粘り強い働きかけにも応じず、当選者単独での記者会見に拘り続けた結果、私たちには発言の機会を与えない記者会見となりました』という言い分と違っている。ここをはっきりさせてもらいたい。実施本部に福島さんの意向を伝えたのですか?」と質問。
福島党首は「実施本部は実施本部として決定をしております。だから、それは私は関係ありません。また、私に対する働きかけとかいうのもありません」と明言を避けた。
さらに記者が「福島さんから実施本部に(党首のみの会見だという意向を)伝えたんですか?」と追及すると、福島党首は「いえ。ないというか…はい。実施本部が全部決めていることです。最終的にその日の朝も多分会議をやっていると思うんですが、その結果も聞いておりません。ですから、私の理解は一貫しているというか、と理解しております」と答えた。
記者は「今『ない』とおっしゃいましたが、それは(党首のみの会見だという)意向を伝えたことはないということですか? 福島さんから実施本部あるいは実施本部の関係者に、福島さんの会見のあり方、考え方を本部に伝えたことはない?」と確認。
福島党首は「ですから、全て実施本部が決めることですので、それを尊重していますし、私が口を出す話ではありません」と回答した。
ここで先ほどの女性記者が「(実施本部に党首のみの会見だと)言ったか言ってないか、明確に言ってください」と迫った。
記者も「そこは大椿さんと言い分が食い違ってしまうので」と追撃。
女性記者は「言ったってことですね。否定できないってことは。はっきり言ってください。普段国会で厳しく追及してるみずほさんらしくないと思いますよ。ご自身の意向を党本部に伝えたか伝えないか?」とさらに迫った。
福島党首は女性記者に視線を向けた後、「そうですね。実施本部には伝えておりません」と答え、記者は「それは明言できる?」と念押しの確認。
だがここで定例会見の司会者が「あのすみません。順番で(質問を)お願いします」とカットインし、テーマが移った。
その後、再度質問が別のテーマに移ったが、女性記者が再び戻す。
女性記者は「今日みずほさんが言っている話全てが、私が実施本部や党関係者から聞いている話と異なります。皆さん違和感を感じていると思いますが、『党首選実施本部のせいだ』と基本的に言っていると思うんですけれど…」と話すと福島党首が「『せいだ』というよりも…」とカットイン。
だが、女性記者が再び会話のボールを引き戻し「そこに従ったまでだ。わかりました。記者会見の対策として、今日、党首、副党首、幹事長と秘書各位で打ち合わせをしていたと。『この間(6日)の会見に関して質問があった場合、全て党首選挙実施本部の段取りの至らなさによるものと』、こういう説明をしようと皆さんまず話し合っていますね。これは実施本部の関係者を取材していますけど、最後まで『3人で並んで会見をしろ』ということを山口菊子実施本部長を含め働きかけていたと。それをみずほさんは最終的に拒否したと聞いております。先ほどの説明と全く食い違っております。今回、もう一生懸命さっきから『党首選実施本部に全てお任せした』。基本的にそこの判断だったということが全てですけれど、結局、その実施本部長の山口さんたちが働きかけてても、福島さんはそれを断ったんじゃないですか?」と質問。
女性記者の追及は続く。「それから今日、会見の前に『冒頭で記者の皆さんにまずは頭を下げようかな』ということを周囲に漏らしてくれた話まできております。だから、堂々と先日の会見の問題は、ご自身がやはり実施本部に対しても『今日の会見は私だけでやるんだ』ということを言ったという、そこらへんのことも含めて認めないと。ものすごく聞いている話と今説明していることと食い違っていて、これまで本当に安倍さん含めて歴代の総理を厳しく追及し、真実を明らかにしてきたみずほさんらしからぬ発信だと私は思っているんですね。こんなことをずっと続けていくと、本当に社民党がダメになってしまうと思います。『リブート(再起動)』どころじゃないんです。会見に3人で並んで発言させるというのをやっぱり福島さんが拒否したんじゃないんですか?」と迫った。
福島党首は「実施本部がどういう判断をするかということに関しては、私が左右できることではないんです。そして、最終的にどういう判断をしたかという詳細も当日は聞いていないと。最後はこうなりました。来てくださいとは言われましたが、実施本部は合議体ですから、どういう話し合いが最終的になったのか。『(会見で話すのは)当選者』はずっと初めからの方針ですから。それがずっと変わっていないんです。山口さんから直接私への働きかけはありません」と回答した。
女性記者は別の角度からも迫る。「間接的に実施本部の意向をみずほさんは1回聞いているんじゃないですか? どうしたいか。聞いてないってことですか? 1人で会見させようと思っている実施本部がなぜマイクをラサールさんと大椿さんの方に置いていったのか?」と聞いた。
福島党首は「あれは私は全然わかりません。実施本部は初め『当選者の記者会見』とやって、ただ、来る人は別に拒まないというか、だから傍聴という形でそれを考えていたと私は聞いております」と答えた。
