■日本社会を蝕む「徹底的な減点法」
なぜここまで失敗が許されないのか。プロデューサーの若新雄純氏は、日本の教育や組織に根深く存在する「評価システム」の問題を指摘する。
「日本人のほとんどは、小学校に入った時から徹底的に、“減点法”で勉強させられる。学校だけではなく、社会人になってからもずっとだ。就活人気ランキングで上位にいる会社や公務員の仕事であっても、基本的にはA、B、C、Dの4段階評価だったら、Aを取った回数ではなく、CやDを取らなかった回数で出世が決まってきたという調査がある」。
「いい仕事をしてても『でも君は1回、Dがあるよね』とか、『何回もCがある』と言われる。特に最近はパワハラ、もしくはパワハラまがいのもので、簡単にD評価になる。すると普段からゴールを決めてAを取ってるのに、『君はDがあるから、ずっとBの彼を先に行かせる』などとなる。すると、いかに点を取るかではなく、いかに点を減らさないかになる」と、日本社会に埋め込まれた減点法に持論を述べた。
この意見に舟津氏は「会社でもどんなグループでも、リーダーが無難な人ばかりになる。これは結構危ないこと。実際に“失点はないが特に何もできない”“いいところがない人”が上に行きやすくなる。そして、何よりも減点を減らしても、プラスは増えない。プラスの上積みを社会で作らない限りは、ハッピーにはならない」と話していた。
(『ABEMA Prime』より)

