■母の介護から解放されるも“人生の再出発”はなかった
石橋和美さん(48)は、母の介護から解放されたが、“人生の再出発”はなかったと話す。「やりたいこととかもない。あっという間に今日も1日終わったな、無駄に過ごしてしまったなという感じがする」。
約16年にわたり認知症の母の介護を、一人で担ってきたが、おととし、その介護はようやく終わった。現在の心境について「介護が終わったら自分のために生きていけると思った。仕事もスタートが遅くなるから仕方ないが、やりたいこともできるんじゃないかって思っていた。でも実際終わってみたらどうにもならんわっていう状態。きついな……やっぱり」と吐露する。
■壮絶な「ワンオペ介護」の実態…家の中が便まみれになることも
