■「母親が自分の時間を持つなんて」社会の価値観をどう変えていくか
一方で、「母親として全力投球すべき」「自分の時間を持つなんてよくない」という見られ方をしてしまうところも気になるところだ。
「どれも大切なポイントだと思うけれども、正直なところ言うは易く行うは難しで、実際には難しいと感じられる方も多いと思う。やっぱり子どもと関係のない仲間を作ることだったり、ひとり時間を充実させるには、もちろん時間もエネルギーも余裕がないとなかなか実現しにくいこと。特に日本では『お母さんが自分のために時間を作るなんて』と、どこか厳しい目が向けられることもあったり」
「ただ、本来は親が自分の時間を持つことは全然わがままではなくて、心の健康を保つためにも、育児のために実はとても大切なこと。だからこそ、実際はみんなで支えなければならないことのはずなのに、『お母さん個人の努力でなんとかしなさい』と見られてしまっているところがあると思う。これは実はお母さん個人の努力だけで解決する問題では全然なくて、むしろ社会全体でこうした価値観を少しずつ変えていく必要が。お母さんではない方、あるいはパートナーの方、また子育てをされていない方は、実はあなたたちが当事者ではないように思っても、実は当事者であって、私たち一人一人が意識を変えていかなければ解決しないことだと思う」
(『わたしとニュース』より)
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