将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)に糸谷哲郎九段(37)が挑戦する第84期名人戦七番勝負第2局が4月25日、青森県青森市の「ホテル青森」で行われている。藤井名人の先勝で迎えた本局は、早くも定跡を外れた力戦へと展開。両者の構想力に大きな注目が集まる中、正午になり昼食休憩に入った。
開幕局を制し、防衛・4連覇へ向けて好発進を遂げた藤井名人。本局は藤井名人の先手番で開始されたが、序盤から互いに工夫を凝らし、前例の少ない戦いへと突入した。
ABEMAの中継で解説を務める阿部光瑠七段(31)は、現在の局面について「何か誤算があったかもしれないし、予定通りかもしれないし、対局者のみぞ知るといった感じ。一手一手が難しい。将来的に間違いが敗着と言われてもおかしくない」と、緊張感漂う進行を指摘。
また、同じく解説の中村修九段(63)は「序盤から駆け引きがあり、糸谷さんが勝負手気味に仕掛けていったはずだが、それを察知して藤井さんが対応して糸谷ペースにさせなかった。糸谷さんには予期せぬ展開かもしれないが、得意とする乱戦調となったのでどのように方針を決めようかという長考中だと思う。激しくなる展開も考えられるが、じっくりした駒組みもある。そのあたりに注目したい」と、今後の分岐点についてコメントした。
藤井名人、糸谷八段が注目した“青森対局”の昼食メニュー




