【SVリーグ】女子CS決勝 SAGA久光 3-2 大阪マーヴェラス(4月25日)
女子バレーの頂上決戦で、2人の選手が完璧にシンクロする“ピタゴラ”ブロックが飛び出した。相手のスパイクを1人が触りそのままもう1人の手に当たって相手コートに落とす技ありのプレーには、元日本代表の解説者も「んー、ナイスブロック!」と声を上げた。
4月25日に大同生命SVリーグ女子のチャンピオンシップ(CS)ファイナルの第1戦が行われ、レギュラーシーズン2位のSAGA久光スプリングスは同4位の大阪マーヴェラスと対戦。2戦先勝で優勝を決める重要な初戦で注目のプレーが飛び出した。
SAGA久光が第2セット13ー14と1点を追う場面のことだ。北窓絢音のサーブを相手に拾われると、これを大阪MVの林琴奈にレフトから打ち込まれた。この強烈な一撃に反応したのが181cm、20歳の井上未唯奈と180cm、25歳の平山詩嫣、2人のミドルブロッカーだ。右の井上が左手で触れたボールが左に飛ぶと、今度は平⼭が伸ばした右手に当たって相手コートのライン際に落下した。
その瞬間、平⼭と井上はものすごい歓喜の表情を浮かべ、ハイタッチでこの得点を喜んだ。これには試合の解説を務めた元日本代表の大山加奈も思わず「んーー、ナイスブロック!」と唸るように称賛。結果的に平⼭のブロックポイントとなったものの、まるで“ピタゴラスイッチ”のように計算され尽くされた角度で止めたこのシーンは、2人が完璧に呼吸を合わせたことによる、2人のブロックといっても過言ではないシーンだった。
この試合、井上はセッター・籾井あきとの2枚替えで第1セット、第2セット、第4セットに登場すると、その都度、流れを変えるようなアタックと、このシーンのようなブロックで貢献。一方の平⼭も、フル出場する中で11本のアタックを決めて決定率57.9%をマーク。両者はこの試合に不可欠な選手として、コートで躍動してみせた。
なお、試合はSAGA久光が2セットを先取したところから2セットを奪い返される苦しい展開になるも、第5セットを優位に進めてセットカウント3―2で勝利。昨季のリーグ女王をフルセットに末に打ち破ったSAGA久光は、きょうの第2戦でもストレートで勝利。2021-22シーズンのVリーグ時代以来、4季ぶり9度目の戴冠を果たした。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)


