「顔面ボコボコ」「女子レベルじゃない」ノーモーションの右“ズドン”で衝撃ダウン 破壊力を物語る敗者の顔に戦慄

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 パヤーフォンはタイ出身の23歳。K-1レジェンドのブアカーオ・バンチャメークのジムに移籍し、チェンマイを拠点に研鑽を積む。初代ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級王者、さらに初代K-1 WORLD GP女子アトム級王者などに輝いた実力派打撃系ファイター。対する宮本は空手とアマチュアボクシングをバックボーンに持ち、五輪メダリストとの対戦経験もあるボクシングエリート。全日本女子ボクシング選手権バンタム級優勝を果たすなど独特のリズムから放つ鋭いパンチを武器とする。試合は期待通りストライカー同士の激突となった。

 試合の主導権を握る決定的な場面は第1ラウンドに訪れた。離れ際の絶妙なタイミングで、パヤーフォンの右ハイキックが宮本の顔面を捉える。アゴ先をクリーンヒットすると宮本の首が大きく跳ね上がり、そのままヒザから崩れ落ちるように最初のダウンを奪った。第1ラウンドのハイキックのスロー映像を見た解説の一馬は「ハイキックを当てるタイミングを知ってる。チャンピオンですね」とパヤーフォンの卓越した技術を手放しで称賛した。

 さらにパヤーフォンの猛攻は続き、試合を決定づけたのは3ラウンド、パヤーフォンが放ったコンパクトな打ち下ろしの右ストレートが顔面をスコンと打ち抜く。宮本は後ろへ仰向けに倒れ込み、この試合2度目のダウン。立ち上がった宮本の顔面は赤く腫れ上がっており、パヤーフォンの打撃の破壊力と宮本のダメージは明らかだった。

 このダウンシーンに会場はどよめき、実況は「ノーモーションからまっすぐにいきました!」「宮本の顔もだいぶ腫れてきているでしょうか」と興奮。解説の大﨑孔稀も「めちゃめちゃコンパクト」と右ストレートの精度、威力に驚嘆。ABEMAファンも「顔面ボコボコ」「女子レベルじゃない」など騒然。「頭突きの腫れだろ」といった指摘も聞かれた。

 試合の結果は判定に委ねられ、3-0でパヤーフォンの勝利。試合後、改めて実況が宮本の腫れあがった顔に言及すると大﨑が「女子とは思えない切れ味。完全に勝ち方をわかっている」と称賛。一馬も「38勝中15KO。やはり倒せる実力がある」と続いた。

 尊敬するブアカーオのもとで進化を続ける23歳。今後のさらなる飛躍に注目が集まる。一方、25年10月以来半年ぶりの実戦となった宮本は悔しい結果となったが、奮起を期待したい。

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