■「観光旅行」と物議…過去の炎上を受けた「詰め詰め」の日程
各国要人との会談や貴重な現地視察を目的に行われる外遊だが、これまで国内では物議を醸し、マイナスな印象を残しているものもある。
「岸田(文雄)氏がフランス行った時に、その秘書官として息子さんがついて来ていて、ネクタイなどをいっぱい公用車で買いに行っていたと物議を呼んだケースもあった」(澤井氏、以下同)
岸田総理の長男で当時秘書官を務めていた翔太郎氏が総理の外遊に同行した際、大使館が手配した車を使って訪問先用のお土産を購入したり観光をしていたと報じられた件。
また、自民党女性局のフランス研修でエッフェル塔を真似たようなポーズを撮った写真をSNSに投稿し、「観光旅行」などと批判された問題。こうしたさまざまなケースが、昨今の外遊のスケジュール立てに大きく影響しているという。
「日程は朝食会があって夕食会があって、その間も公式行事がいっぱいあって。例えば日本人のお墓に訪問するとか、日本人コミュニティーとの交流であったりとか。やっぱり長年同行してきて、より観光要素はなくなってきているかな。なるべく日程を詰め詰めにするようになっているのも、そういう時間を作らないようにしているのかなと」
公費で渡航している以上、外遊先での発信の仕方や行動については特に注意喚起されているそうだ。
「『外遊先での(SNSなどの)発信の仕方には気をつけろ』というのはかなり全体に言われている。なおさら公費だったりで海外行っている場合は、かなり気をつけないといけないと。お土産に関しても多分そう。やっぱりかなり批判されたので、見え方を気にしないといけないというのはちゃんとやっていると思う」
「同行している人は、総理で言うと100人くらい同行していると思うので、その人たちがどうしているか。総理本人がかなり忙しいのは間違いないので、それ以外の人の過ごし方はかなり目を光らせているかなと思う」
「どう見られるか」まで意識を…不透明性払拭を狙うSNS発信の落とし穴
