それでも大きな放銃なく粘ったことで、南4局を迎えて亜樹は、佐々木を満貫ツモ圏内に捉えていた。ドラ1枚を抱えた手で9巡目にリーチ。待ちはカン三万で、ツモって裏ドラ1枚があれば逆転だ。ラス親の鈴木大介からもリーチがかかるが、亜樹が先に三万を引き寄せた。リーチ・ツモ・ドラに、グッと引き寄せた裏ドラ9筒が乗り8000点のツモ。ファイナル初戦は亜樹が劇的な逆転勝利を収めた。開局からオーラスの決着まで、わずか35分ほどの超高速ゲームだった。
最初から最後まで裏ドラに愛された亜樹。試合後は満面の笑みで「めちゃくちゃラッキーでしたね」とコメントした。オーラスの逆転ツモは違う手順であれば一発ツモの可能性もあったため「最後、裏ドラは乗らないと思っていましたが、乗ったので、『ちょっと違うな今年は』と思いました」。本来であれば永井孝典(最高位戦)に初戦を任せる予定だったが、最高位戦のリーグ戦があったため、自らが登板したという舞台裏も明かした。
現在の調子を問われると「東1局で6000オールをツモったじゃないですか。あれで悪いなんて言えないですよ」「この好調を維持したいですね」とまた笑顔を見せた。
レギュラーシーズン、セミファイナル、そしてこのファイナルと全て1位で終える“完全優勝”も視野にあるが、亜樹は「私はそこまでこだわっていません。ファイナルに残る一心でしたが、残った以上は優勝して、皆さんに喜んでほしい」と語り、最後は「いいスタートダッシュが切れたと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします」とファンへ力を込めて伝えた。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
TODAY
5月5日(火)
5月7日(木)



