滝沢の牌勢は止まらない。東2局1本場は配牌で2メンツ、さらに赤が2枚という絶好の手。端牌を払ううちに好牌が続々と流れ込み、三・六・九万待ち、高目なら一気通貫のテンパイ。迷わずリーチを宣言すると、高目の九万が下石からこぼれ、これをロン。リーチ・平和・一気通貫・赤2・裏ドラの1万8000点(+300点)が成就。これで6万点を超えた滝沢、その後は鉄壁のディフェンスでリードを守り、南4局は自ら2000点をアガって、試合を締めた。
試合後のインタビューでは「すごい手が入りましたね、よく人の手を見て『いい手ですね』と言っていたのですが、ついに我々にも続けて入っていますね」と自分でも手応えに驚いた様子だった。東2局1本場の親跳満については「(牌が)来る順番も、打点も『リーチをかけなさい』という感じでした」と振り返った。
東1局の満貫については「1000点前提でもいいと思っていました」と語り、リーチ判断については「6400点を8000点にするというのはあまり…。赤5筒を引いたら4・7筒待ちで追っかけようとか、そういうことを考えていました」と説明した。
チームは例年、優勝候補とされながらも、2022-23シーズンの準優勝が最高順位。この年は初優勝の渋谷ABEMASに独走を許し、最終日を待たずにほぼV逸が決まるという結末だった。滝沢自身は2020-21シーズン、EX風林火山の一員として優勝を経験しているだけに、悲願の優勝へ向けても気負いはない。「開幕と全く同じ気持ちで、一戦一戦大切に打ちます」と語るその表情は穏やかだった。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
TODAY
5月5日(火)
5月7日(木)



