将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)に糸谷哲郎九段(37)が挑戦する第84期名人戦七番勝負第3局が5月7日、石川県七尾市の「和倉温泉 日本の宿 のと楽」で1日目の対局が行われ、糸谷九段が69手目を封じて指し掛けとした。注目の能登対局は、あす8日午前9時に再開される。
開幕2連勝で防衛と4連覇へ向けて好発進を遂げた藤井名人か、反撃の初白星を狙う糸谷九段か。復興の象徴としての意味も持つ注目の“能登対局”は、先手の糸谷九段がツノ銀雁木から中住まいに構えると、後手の藤井名人も雁木に組み「相雁木」の出だしとなった。
昼食休憩の時点では「本格的な戦いはまだ先」と見られていたが、午後に入ると徐々に盤上の緊張感が高まっていった。ABEMAで解説を務めた石田直裕六段(37)は、1日目の展開について「普段の糸谷さんらしく盛り上がって時間の使い方も決断良くされていて、糸谷さんらしさが出ている」と言及。さらに「藤井名人も妥協せず、ただ手待ちするだけでなく積極的に局面を動かしている」と語り、「お互い持ち味が出た1日目になったと思う」と両者の戦いぶりを評価し総括した。
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