勝利した藤井名人は、「序盤は主張に乏しい展開で苦しい出だしだったと思うが、戦いが始まってからは駒が入り乱れるような変化が多く、なかなか急所を掴むのが難しい将棋だった」と一局を総括。「本局はあまり積極的な指し方ができずに苦しい場面もあったので、その辺りを振り返って次局も精一杯頑張りたい」と反省も踏まえて第4局を見据えていた。
一方、糸谷九段は「相雁木から位を張って積極的にいく形にした。テーマとして、ガンガン行こうと思っていた。封じ手から積極的に仕掛けて行ったが、その後の攻防から手が見えなくなった」とコメント。「星の上では苦しくなったが、前を向いて自分らしい将棋を指していきたい」と力強く宣言していた。
開幕から一気に3連勝を飾り、次局を制すればストレートでの名人防衛と4連覇が決まる藤井名人。一方、後がなくなった挑戦者の糸谷九段は、次戦で意地を見せ、シリーズの流れを変える初白星を挙げることができるか。
注目の第4局は、5月16・17日の両日に大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





