将棋界に新たな歴史が刻まれた。5月9日に放送された『JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026』のドラフト会議において、全監督が熱望した藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)の争奪戦が勃発。今大会から導入された「オープンドラフト」により、北海道・東北、北関東、中部、神戸、九州の計5チームが指名し、かつてない大規模な抽選に発展した。
本大会は、2018年からスタートした超早指しの『ABEMAトーナメント』と、将棋連盟100周年企画として2024年に開催された『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロック(関東・関西は各2チーム)全8チームに分け、1チーム5名、計40名の棋士たちが地域の威信をかけて戦う団体戦だ。
会場に緊張が走る中、5人の監督が一列に並び、運命の封筒を手にする。実況席の藤森哲也六段(38)も「史上最高の重複。新ルールならではの光景ですね!」と興奮気味に語る。注目は、事前インタビューで「床に崩れ落ちた」と語るほどの衝撃を受けながらも、愛弟子を死守すべく参戦した中部トライキングスの杉本昌隆八段(57)と、北関東ブリッツァーズの羽生善治九段(55)らによる激突だった。
羽生九段「ダメ元でチャレンジしてみたんですけども…」
