第1セット2ー2と同点の場面、WD名古屋のサーブに登場したのはポーランド代表にも名を連ねるノルベルト・フベルだ。207cmの超長身ミドルブロッカーが勢い良くジャンプサーブを放つと、ボールは相手コートを軽々と飛び越え、観客席に飛び込んでしまったのだ。
サーブ直前、解説を務めた元日本代表の古賀幸一郎が普段のホームとの違いなどに触れつつ「試合に入り込めるか」と話していたこともあり、この“大暴投”には「こういった体育館のズレであったりとか、(WD名古屋がホームにしている)エントリオよりも(試合会場のAsueアリーナ大阪の)サイドがワンサイズ、ツーサイズ大きいので、会場に慣れてプレーすることが大事ですよね」と、会場差に伴いプレー感覚が異なることを指摘していた。
実際、フベルはレギュラーシーズンで16本のエースを記録し、サーブ効果率も7.2%を記録していたものの、この試合は9本打ってエースはなく、2本の失敗を含め効果率も5.6%にとどまっただけに、相手のホームに適応しきれないままこの試合を終えている。
なお、第1戦はサントリーに0ー3のストレート負けを喫したWD名古屋は、翌日の第2戦に背水の陣で挑んだものの、1ー3で敗戦。悲願のファイナル進出とはならず、チームの今シーズンの戦いはセミファイナルで幕を閉じることになった。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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