母親による無理心中か「何も手助けができなかった」悔やむ近隣住民…元刑事は「“心中”は真実を覆い隠す言葉」と指摘 長野阿智村・親子3人遺体

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 ABEMA的ニュースショーが阿智村に入ったのは事件から3日後。静かな村で起きた事件。村人たちは不安な様子だった。

 一家に一体何があったのか。近隣住民に話を聞くと「何も知らない。子どもたちは学校で関わりがあるんだけど、お母さんのことは全く知らない。全然わからない、面識が無い」と、家族について詳しく知る人と出会うことはできなかった。

 それでもこんな話を聞くことができた。「(一家とは)お付き合いはあった?」という質問には「最近全然ない」と答え、「(一家は)ずっと阿智村に住んでいる?」と問いかけると「(阿智村に)来てから7年か8年。そこが駐車場、子どもが(車に)乗ったり降りたり、遊びに行ったり。川にもよく行っていたみたい」と証言。近隣住民によると、家族は7、8年前に阿智村に引っ越してきて、子どもたちの姿もよく見ていたそうだが、特に変わった様子はなかったという。

 亡くなった長女の同級生の父親に「(親御さんと)面識はありました?」と尋ねると「会えば会釈するくらい。特別何かを話したりはほぼ無い。(習い事など)自転車で子どもを送り迎えしている姿も見かけた」として「子どもに何かするような感じではない。お子さんに対して割といろいろな面で配慮されたと思う。本当に信じられない」と語った。

 9日、規制線の範囲は自宅・現場前にまで縮小。そこで母親と事件の4日前に食事をしたという女性に話を聞くことができた。

「事件が起こったことを聞いただけで、体が震えました。(警察から)物音がしなかったか、いろいろ聞かれた。全然そんな気配はわからなかった。4日前にもこの地域のつながりで、お日待ちという行事があった。そこで一緒に食事をして、みんなで雑談してニコニコしていた。いつもお父さんが参加するが、その日に限ってお母さんだった。『お父さんが早く仕事に出るから私が代理で来ました』と言って、一緒に楽しく2時間くらい過ごした。何の異常も暗いところも見えなかったし、朗らかな笑顔を見せてくれていた」(母親を知る近所の女性)

殺人事件のおよそ5割が家族間や親族同士
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