強烈な一撃が飛び出したのは、その後の南4局1本場だった。勝又はわずか4巡目に平和・赤2・ドラが確定、高目で三色同順が付く形でリーチを宣言。その高目が下石から放たれると、なんと裏ドラも2枚乗り、リーチ・平和・三色同順・赤2・ドラ・裏ドラ2の親倍満・2万4000点(+300点)まで昇格した。南4局2本場でもリーチ・ツモ・南・白・裏ドラの親満貫・1万2000点(+600点)を上乗せ。南4局3本場では瀬戸熊が3900点(+900点)をアガったことで、その瞬間、勝利が決まった。
持ち点8万8700点の大トップで、チームは3位から一気に首位へと浮上した。試合後、勝又は「手牌が凄かったので、絶対にトップを取らなきゃいけない半荘でした」と静かにコメント。南4局でのダメ押しについては「一本道の手ばかりだったので。アガった局に関しては、みんな一緒かなと思います」と謙遜し、「内川君が1試合目に気迫のトップで流れを掴み取ってくれたから…と思いながら。僕がせっかく掴んでもらった流れを手放せないと思ってやっていました」と告げた。
「チームメイトと、このファイナルの戦い方を先週の金曜日の時点で考えた時に、最低4勝、できれば5勝という風に考えていたんですけど、1日1トップだとなかなか詰まっていけないから、どこかで1日2勝する日を作って『そこからが勝負だね』というような話をしていたのが、週の前半で取ることができた。これで木曜日がどんな結果になろうが、最終日、金曜日に条件を残すことができるという風になりました。僕らも4戦2勝すれば間違いなく優勝できると思いますから、木曜日に1勝取れるように精一杯力を合わせて頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」。残り4試合、2020-21シーズン以来の優勝は目前だ。
各チーム・選手の成績



