冬眠明けにも関わらず、なぜこんなに脂肪を蓄えているのか。この「メタボグマ」の映像をヒグマの生態に詳しい専門家に見てもらった 。
北海道大学大学院獣医学研究院の下鶴倫人教授は「この時期にしては大きいのは確か。秋とかになると、例えばデントコーンと言われるような家畜用の飼料を利用できる地域においては、農作物を食べることでたらふく太って冬眠に入るクマもいる」と分析する。ただし、300キロを超えたクマが極端に大きい訳ではないという。
「長い間冬眠してガリガリに痩せて出てくるイメージがあるかもしれないが、実は冬眠は効率よく食べ物がない時期を乗り切るためにクマが獲得している能力なので、通常時よりも代謝を落として体重の減少を抑えている」(下鶴氏、以下同)
「町中に出てきている40キロのツキノワグマの方がリスクが高い」
