「男が年上が普通じゃないのか」中高年が驚愕、夫が年上の「上方婚」が激減→時代は「平行婚」へ…30歳超の婚活男性が陥る“統計上の落とし穴”

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◾️「上方婚」の激減「平行婚」の増加

出典:ニッセイ基礎研究所 天野氏作成資料
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 早稲田大学政治経済学術院の野口晴子教授らの研究では、1966年の「丙午(ひのえうま)」を避けて1967年の早生まれとなった女性たちは、例年よりも高学歴化が進んだことがわかった。さらに、カップルの年齢差についてもある発見があったという。

「(過去の)日本は『上方婚』と言って、男性が年上のケースが多い。だけど、教育水準が高い人たちは、若干年下の男性と結婚する確率が高いということがわかった」(野口氏)

 1967年の早生まれで今年59歳になった高学歴女性は、若干年下の男性と結婚する確率が高かったという。

 では、令和の結婚はどうなっているのだろうか。ニッセイ基礎研究所の人口動態シニアリサーチャーである天野馨南子氏によると、次のようなデータがある。

「初婚同士の結婚で一番多いのは『同年齢』になっている。現在だと最新で22.8%ということで、だいたい5組に1組以上が同年齢の夫婦という状況。2位にランクインしているのが『夫1歳上』で14.4%。7組に1組ぐらいの状況。3位が2位に僅差で『妻が1歳上』で11%。10組に1組以上は妻が1歳上の結婚。これがベスト3」(天野氏、以下同)

 天野氏によると、1970年にはおよそ8割(79.5%)が夫が年上だったが、2024年には51.7%とほぼ半分に激減しているという。

「男性も女性も今同年齢が多くて、ほとんど同じ年齢層にギュッと固まっているので、私は『上方婚』とか『上位婚』と言われていた時代と比較して、『平行婚』の時代であると伝えている。これは年齢だけではなく、学歴もそうだ」

 さらに、天野氏が講演会などでこのデータを示すと、中高年層は「男が年上が普通じゃないのか」と驚くそうだ。

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