バレーボール日本代表のエーススパイカーとして活躍後、東京オリンピックでは監督として日本代表を29年ぶりにベスト8進出へと導いた中垣内祐一氏(58)。『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」はバレーボール界のレジェンドの「米農家ライフ」に密着した。
4月下旬、福井県・江上町。
中垣内氏はバレーボール日本代表監督を退任後の2022年、地元福井に戻り、実家の農業を継いだ。米農家にとってこの時期は、10月の収穫に向け田植えを行う繁忙期のため、朝8時から田んぼに向かう。
━━きょうは何時くらいまで作業されるんですか?
中垣内氏「終わるまでや」
時速5キロほどの田植え機を走らせ、広大な田んぼに苗を植える。そして、苗と肥料がなくなると補充。これをひたすら繰り返す。
中垣内氏「うちの面積は江ノ島と同じぐらい、バレーコートでいうと2200面くらい」
━━いま何%ぐらい終わっているんですか?
中垣内氏「10%ぐらい。途方もない。盆正月はさすがに休むけどそれ以外で1日のんびり家にいる日は、年に1〜2日ぐらい。朝、田んぼへ行って、大学に行って、帰ってきてまた田んぼを回って午後9時には寝る」
中垣内氏は福井工業大学で教授を兼任している。
中垣内氏「本当に米に関しては真面目に作っていると思う。化学肥料は一切使わないので取れる量は少ない。有機肥料だけ使っていて農薬の回数もすごく少ない。特別栽培米という規格で除草剤じゃんじゃんの米よりは安心。美味しいんじゃないかと思います」
特別栽培米とは、農林水産省のガイドラインに基づき、その地域の一般的な栽培方法に比べて、農薬と化学肥料の使用をそれぞれ5割以下に抑えて育てる米のこと。そのため、雑草の管理や虫の対策に人の手間が増える。
「好きとかじゃなくて、仕事だろ。プロなんだよ」
